地図と地質図

OpenLayersとは

OpenLayersは、電子国土WebシステムやGoogle Mapsと少し位置づけが異なります。
OpenLayersとは、いろいろな手法で提供されている地図をウェブページに組み込むためのJavaScriptライブラリで、OpenLayers自体が地図を提供しているわけではありません。OpenLayersはBSDライセンスで配布されているオープンソースの汎用地図ライブラリの名称です。OpenLayersを使えば、インターネット上に公開されている各種地図サービスを自分のウェブサイトに表示させることができます。2013年7月現在インターネット上で公開されているメジャーな地図サービスに対応しており、Google MapsやMicrosoft Bing等の地図も標準機能で実装することができます。
また電子国土についても、2012年に公開されたバージョン4からOpenLayersに対応し、2013年7月現在電子国土Web.NEXTという名称で公開されています。
このように、各種地図データを自在に利用できるOpenLayersですが、その操作(プログラム開発)には少し知識が必要です。Google Mapsを操作するためのAPIとして公開されているGoogle Maps JavaScript APIでは、図法(地図の表現方法)や座標系(位置指定のための規則)を意識してプログラムを作成することはあまりありませんが、OpenLayersでは多少それら知識が必要になります(汎用的であるがゆえの宿命と言えます)。
GeoBankでは、OpenLayersの簡単な使い方や各種データを地図上に重ね合わせる方法を紹介する予定です。2013年7月現在準備中です。しばらくお待ち下さい。
OpenLayersはOSGeo(Open Source Geospatial Foundation)のプロジェクトです。
OpenLayers(外部サイト)